父の体調不良の原因は【人工透析が始まった!】

  • 2019年9月10日
  • 2020年8月10日
  • 父と娘
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目次

父の調子が絶不調!

こんにちわ(*^^*)雨女しおです☔

低血糖のすったもんだ、時々誤嚥性肺炎な日々をなんとか乗り切りながらな毎日をすごしていたのですが、インスリン治療が始まって3,4カ月ほどの間に、足がだるいとか、体中が痒いとかそんな症状が父の身体に出てきました。

もともと体中が痒く、水泡ができてりしていたので、皮膚科にはかかっていたのですが、その症状がきつく出てきました。

また、足がだるいからとマッサージに連れていけと言われ、しょっちゅう姉も私も車で近くのマッサージ店へ連れて行っていました。

しかし、それらに加え身体の倦怠感、食べることが好きな父が食欲不振に陥っていきました。

食べても吐いたりしだしたので、やはり肺炎が怖くて入院となりました。

人工透析やってみるか。

入院後、糖尿病のお医者様には腎臓が弱っているから、娘、人工透析やってみるか?数値悪いし、今の状態をなんとかするにはこれしか方法がないよ。

と、話があった。

家族で一度先生の話を聞かせてください。ということになり、母、兄、姉の4人でお医者様の話を聞くことに。

やはり、人工透析しかないとなり、父を説得することに。

昔、親せきに若くから人工透析を受けている人がいて、その人の大変さを知っている父は人工透析だけは避けたかったようで

 人工透析なんかしたら、旅行に行けへんやないか。週3回も病院に拘束されるやないか。

 せやかてしんどいんやろ?かゆいんやろ?これしかないならやって楽になった方がいいやん。

 しお、お前乱暴・・・。

 だって、他に方法がないんやろ?かゆいかゆい。だるいだるい。しんどいしんどい。これから逃れられるんならもういいやん(# ゚Д゚)

 せやかてお前、人工透析大変なんやぞ。軽く言うな。お父さんどうする?

 僕の命のことは家族にまかせる。

 丸投げかい😲

 あ、旅先の病院でもできるって親せきが言っていたな。それやったら旅行行けるな♪その時はお前たち手配頼むぞ😁

 早くそう言って俺ら困らせて😓

この時点で、半径2,3メートルをヨタヨタとしか歩けず、病院内はリハビリ以外すべて車いす生活の父。見果てぬ旅行への思いを募らせていたのでした。

父は人工透析だけは避けたかったと思います。

あちこち悪く、以前から人工透析を匂わされていたので、万事休す。という感じでした。

かなり不安そうでもあり、嫌そうでもあり。当然ですわな。

腕にシャントが作れない!

人工透析をするには、腕にシャントいう人口の血管を作らないといけないのですが、父は骨と皮、そして血管も弱っていたためかシャントがうまく作れなかったのです。

シャントの説明リンクしますね(ちなみに父がかかっていた病院ではありません。)
https://www.kousai.or.jp/jinzo/tousekitoha/tousekitoha003.html

左の二の腕あたりを結構な大きさで使える血管を探した様で、なかなかの大けがになっていました。

今の病院ではうまく出来ないということになり、人工透析の専門病院に一旦転院、シャント手術終了後、もう一度かかりつけ病院に帰ってくることになりました。

シャントができるまでは応急処置のシャントで人工透析をしていたので、不調は少し治まってきていたのですが、なんせ、最初のシャント手術の失敗あとが痛いやら、消毒が大変やら、失敗した後のお医者様の性格のクセが強いやらで、父をなだめたりすかしたりするのが大変でした。

人工透析が始まる日、父がかなり混乱し取り乱したりもしたようです。

やっぱり不安なんですよね、当り前だけど。

シャント手術の時の同意書に「腎不全」とか「尿毒症」などの文字が躍っていて、透析やっちまいなっ( `ー´)ノとか言った手前、これらの文字になぜか激しく落ち込みました。

年始のインフルエンザ騒動から、ここまで来たか。

船に乗っていて、水が漏れてきたから右手で押さえたら、他から漏れてきて、左手で押さえ、右足も左足も抑えるのに使ってるのに、まだ漏れてきて、どれかの手足を外すか、他に手立てがあるのか、悩んでしまうような状態でした。

透析が始まったら、元気になるよ。

親せきが言ってくれましたが、透析を始めた直後は確かにそうでした。

身体のかゆみもなくなり、なんだか元気になり、あれほどヤイヤイとケンカしていた看護師たちとも仲良くなり(これは病棟が変わったことがおっきいかも。いわゆる老人病棟に入ったので、看護士さんがこの手の患者さんたちの扱いがめちゃくちゃうまかったのです。)この一年の中でかなり父が落ち着いて穏やかになっていた時期かもしれません。

そして、年末クリスマスを前に父が退院してきました。

それから火曜日、木曜日、土曜日に必ず人工透析に通う生活が始まったのです。

 

 

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