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インスリン注射の見守りも楽じゃない!
こんにちわ(*^^*)雨女しおです☔
いろいろな葛藤や不安を感じながらも(父は早く退院したい!自由にさせろ!でしたが・・・。)父は退院してきました。
当り前ですが・・・。(;’∀’)
インスリン治療も、朝はAをメモリ○○分、昼はBをメモリ○○分、夜はAをメモリ○○分にCをメモリ○○分と決めて処方され、食事の前にインスリンを打つという日々が始まりました。
もちろん、午前10時と午後3時のエレンタールは継続です🥤
インスリンはまず指を消毒、針で血をちょこっと出して、血糖値を計測、数値を指定されたノートに記入する。いったんそれらを片付けて(針の管理が大変なんです!)インスリン注射機に針を刺し(もちろん血糖値を測る針とは別もの。)メモリ2くらいで空打ち(針にトラブルがないかのチェック)お腹を消毒、指定されたメモリを打つ。針をかたずけて、他のものも片付けて・・・。なかなかに大変なのです。
病み疲れしている父は動作も遅く、一つ一つの作業に時間がかかるのですが(この頃はまだ、頭はしっかりしていました。)新しいことが呑み込めず、手順を間違えたり混乱してわからなくなることが、たまにありました。
しかも、目の前にはご飯🍚テレビには野球中継と言う集中してない状況でもたもたと注射するのです。
その様子をじとーっと見つめる母&娘。
もたついたり、間違いそうになったら、声掛けをするのですが、これもまたなかなかむつかしい。
母はダイナミックにお父さん違う!これはこっち!それは後!と教育的指導が入るのですが、父は、わかっとるわ。認知症ちゃうんや、ギャーギャー言うな w(゚Д゚)w と怒るのです。
なので、私はじとーっと見ながらも、あれ、この手順これで良かったけ?私こう聞いたんやけど?など、一応マイルドに聞くのですが、大丈夫。あってる。と言い切って間違えた方に進むので、そこからの軌道修正はなかなか頭を悩ませました(^_^;)
高血糖より怖い低血糖
インスリン治療の難しいところは、身体の中で血糖値をうまくコントロールできないから、インスリン注射で血糖値をコントロールするのですが、どうしてもコントロールしきれず低血糖を起こすことです。
父の場合は高血糖でもケロッとしているのですが、低血糖になるとひっくり返ってしまうのです。
ブドウ糖の飴を舐めさせたり、ジュース飲ませたり、意識がなくなりかけて看護士さん呼んだり・・・。
低血糖ならエレンタール飲んだら?
といつも私はいつも言うのですが、父は絶対聞き入れてはくれなかったです・・・。まずいもんね・・・😅
ちなみに、コーラとかファンタなんかも低血糖には効果あるらしいですね。父は飲みませんでしたけど・・・。年代なのかな😅
低血糖を起こしたり、誤嚥性肺炎で入退院を繰り返しながらある日、事件は起きました。
インスリンのメモリを父が思い切り間違えたのです。
朝と夜同じ種類のインスリンを朝は多く打って、夜は少なく打ち他の種類も合わせ技で打つのですが、夜にこの朝のメモリでインスリン注射しちゃったらしい😱
帰りの電車で母から電話を受け(この時点で母パニック!)駅からダッシュ💨
さらに猛ダッシュで車を取りに行き(諸般の事情で家から5分ほどのところに車を置いているので)両親にに事情を聴くと、母が一瞬料理に気を取られた瞬間、父はどうもプロ野球の阪神戦とご飯が気になり、壁に掛けてあるメモリ表を読み違えたらしい。
糖尿病の主治医のに電話したらとりあえず食事をさせてすぐに病院に来るように❕ 僕もすぐに病院に向かいます❕とのこと。
必ずきつい低血糖を起こすので、一晩中低血糖を起こさないように点滴等で様子を見るというのです。
インスリンのメモリ間違いってこわい・・・。
と、つぶやいているうちに父の食事が終わり、病院に連れていくことに。
父 愛用の枕と、爪切り孫の手耳かき等々の入った籠、あれとこれ、それとこれ・・・
私&母 一晩だけやで、いらなくない?明日の午前中には帰ってくるんやで?
父 欲しいときに無いのはイライラするから。車やしええやんか。
私 明日の帰りに私はおらんで。
父 いいから持って行く!!
ということで、たった一晩にお医者様が驚くほどの荷物と共に病院に運びこまれた父なのでした。
血糖値コントロールは難しい・・・
父の場合、インスリンでの血糖値コントロールが本当に難しかったです。
エレンタールと食事の兼ね合い、さらに父はお菓子が大好き💛
若いころはさほど食べていた印象はなかったのですが、歳をとってから、寝る前のお菓子、手持無沙汰な時のお菓子はひどかったです。
血糖値上がるからやめよう。と言っても聞きやしない・・・。
無ければないで、買って来いとうるさい。
なので、基本驚くほど血糖値高かったです。
手帳の数値は驚愕の数値でした。
本当にお菓子や食事に原因があるのか、エレンタールを飲んでいるからかはわからないですが、とにかく高かった。
そして、食事量が少なかったり、エレンタールを飲むタイミングが悪かったり、何が原因かは分からないですが、ちょこちょこ低血糖を起こすのです。
低血糖と誤嚥性肺炎に振り回されているうちに、父の様子がまたおかしくなってきたのです。